

結果ではなくプロセス=行動に目を向ける
昨日は大阪で行動分析学のセミナーを開きました。人数は多くはなかったですが、その分、受講者とコミュニケーションが取れ中身の濃いセミナーになりました。関西は昔から行動分析学に熱心な人が多い地域です。セミナーの冒頭では行動分析学のエッセンスを簡潔に伝えるのですが「行動分析学は実践...


行動分析学用語の見直し
先ほど行動分析学会から行動分析学の用語を統一するという旨の発表があり、何人かの検討委員によって百数語にわたる用語が提案されました。米国の心理学者BFスキナーらによって創始された学問ですが、これまで研究者によって様々な用語が使われていました。英語がオリジナルな学問なので日本に...


公園でもしますか?
先日、ある児童発達支援施設でのコンサルテーションに行ってきました。そこでは遊戯室での自由遊びが話題になっていてビデオを流しながら職員とディスカッションを行いました。その中ですべり台を逆に登っていく子どもの行動が話題になりました。まだ生活年齢も発達年齢も幼い子どもにどう対応す...


介助者の性差によるものか、介助の仕方によるものなのか?
先日、成人のデイサービスと入所でのショートステイの両方を利用している若い男性利用者であるAさんの食事介助のことでケース会議がありました。その人は最重度の知的障がいがあり自閉症もあるのですが、行動はゆっくりで身体的な介助も必要な方です。その中で食事の介助のことが話題になりまし...


自発的代替コミュニケーションを教える最初の一歩
絵カードを使った意思表示の代替法を子どもに指導する最初に大事なことは”タイミングを逃さない”ということです。支援者の多くは、なぜだか”絵カード”の方を大事なもののように感じてしまうのか、初期の段階で絵カードに注目させ「これを渡してね」みたいな説明をしてしまうのです。自発的コ...


軽度知的障がい児の学校教育から成人期への移行支援の現状と課題
先日の7月9日(日)は九州女子大学で開催された日本福祉心理学会に参加してきました。西南学院大学の野口先生がぜひとおっしゃるので発表もさせていただきました。野口先生企画のシンポジウムもとても勉強になりました。趣旨は、軽度知的障がいの人で触法などで社会生活上の課題を抱えており、...


トイレ清掃中に入ってくる人がいる
先日、ビル清掃の就労現場のコンサルテーションに行ったときに、トイレでの清掃作業を始めるときに入口にストップサインを付けているにもかかわらず、必ず入ってくる人がいて困るんですという訴えをジョブコーチから聞きました。自閉症の作業員の人が特に「なんで入って来るの?」と言って調子を...


指示に応じるようにするには
今日も小学部の男児の療育セッションがありました。母親からの指示に反対のことを言い拒否するのでどうしたらいいのかに悩んでおられました。そのため風呂に入る、歯を磨くという指示にも反抗するため日常生活を送ることさえストレスを強く感じていました。指示に応じるようになることは行動問題...


どうせ無理と思っている君へ
下町ロケットのモデルである植松電機の植松さんの講演会の話を以前載せましたが、さっそく図書館で本を借りて読んでみました。読み始めると一気に読めるほどの内容と分量です。大人も子どもも何となく閉塞感のある雰囲気が世の中に充満していますが、植松さんの常識にとらわれない生き方と処方箋...


行動分析学は動物っぽくて嫌だ!
行動が生じるのはなぜか?真っ暗な部屋で電気をつけると部屋が明るくなります。行動によって環境が好ましく変化します。個体にとって好ましい環境変化を生じさせる行動は、その後も続けて起こります。これを強化の原理と言います。行動分析学は行動と環境の相互作用を研究する学問です。自閉症や...















