「LINEで病欠の連絡を取る」中邑賢龍氏の講演 4月3日北九州市リバーウォーク芸術劇場
先日は、桜が満開の小倉城そばのリバーウォークの芸術劇場で、北九州市発達障害者支援センター主催の中邑賢龍氏の講演会があったので行ってきました。中邑氏は、東京大学の発達障害児を対象にした異才発掘プロジェクト「ROCKET」で有名な先生です。とは言っても、「ROCKET」がだんだん保護者の間でステイタス化していったので、それを止めて、今は「LEARN」という活動にシフトしているそうです。 中邑氏は、発達障害という言葉が嫌いで、ユニークな子どもという言い方をされます。そういう子どものためにユニークな取り組みをして、それを発信して世の中を変えたいと考えています。また、そのような取り組みをしても、短期的にはどう変わっていくかはわからない。だから学会発表もしないし、論文も書かないとおっしゃいます。確かに教育の効果は、10年、20年という長いスパンで捉えないといけないですが、長期にフォローアップして研究の成果として出すことは世の中を変えるインパクトがあると個人的には思います。欧米では、長期のフォローアップ研究や大規模な調査研究が行われていますが、日本はそれが少な