
〇〇できないと社会で困るから・・・
〇〇できないと社会で困るからというセリフは、子どもの頃によく聞かされ、大人から〇〇を強要される口実として使われることがよくあります。しかし、実際に大人になってみるとそうでもないことが多いですし、時代遅れになっていることの方が多い気がします。もちろん本質的に大事なこともありますが、これだけ時代が変化していると昔の慣習で役立たないことは多いのではないでしょうか。 当事者の話を聞いていると、周りからはいろいろと文句を言われたり、不適応の要因になっていることもありますが、なかなか核心をついているなと思うことや、こっちの方が合理的で正しいのではないかと思えるようなことが多々あります。こみちもこさんの「あたし研究」のように当事者の書いた本や紹介している本などを読むと、はっとさせられることも多いです。 先日も、ある学生から、「無意味な宿題や課題をたくさん出されるよりも、最初から試験範囲は、『テキストの〇〇ページから〇〇ページまでです』と言われた方がすっきりするし、テキストを読んでわからないことを聞いたり深めたりできるのでいいのに」という訴えを聞きました。高校な