スキンシップはいつまで

放課後等デイサービスがたくさんできて、児童の施設のコンサルテーションや相談も増えてきています。放課後等デイサービスは、保育士資格の職員の人が多いのですが、そのせいか小学生でも幼児のような対応されることが多いです。たとえば、ぐずった子どもをあやすように抱っこする、抱っこして振り回す、くすぐりをするなどスキンシップによる対応が意外と多いのです。 私は、スキンシップは乳幼児期には愛着形成にはとても大切だ思いますが、就学後にやたらスキンシップを取ることは控えた方がよいと考えています。その理由は、私がみてきた発達障がいのお子さんや青年期、成人期の事例からです。それが習慣になって大きくなるまで止められない、思春期まで続くと性的行動にもむずび付きやすいこと、知的遅れや社会性の発達に遅れのあるお子さんの場合に、中高生になってもスキンシップを取るとしてトラブルになる場合があります。 支援者に関していうと、少なくとも就学後はスキンシップを伴うやり取りは避けることです。どんなに妥協しても小学校低学年までです。あと大きな子どもを抱っこして振り回してあげるなどしていたら腰を悪くしてしまうのではないでしょうか。 保護者に関してですが、同じような理由から、お風呂に入る、一緒に寝るのも就学してからは、徐々に一人で寝るとか、風呂に入る、あるいは同性の保護者と入るなどが良いと思います。シングルペアレントの方もいらっしゃいますが、大変ですが服を着て風呂に入れてあげるのが良いと思います。また重度の障がいの方は居宅介護のサービスを使えるので、そういう方に頼むことも1つの選択肢です。 なぜ、そこまでこだわるのか?潔癖症で

子育ては、褒めて育てる?厳しくすべき?

子どもは褒めて育てる、叱らない子育てがという潮流の中、真逆の叱ることの大切さ、我慢させることの大切さが書かれている本。著者は、すぐ心が折れ、諦めてしまう子が増えた要因として、前者の子育ての弊害を述べています。 この本では私が関連する発達障害のことは述べられていませんが、こういうことは言えるのではと思います。この図は、私が応用行動分析の研修会で紹介する間違った行動の強化の例です。 先の本では、子どもに我慢させることを説いていますが、おそらく自閉症児の場合に、我慢させると酷い癇癪が起こり、保護者もおろおろするだろうし、周りの目が気になって、ついついお菓子を買ってしまうと思います。だから、本に書いてあることは頭ではわかるけど、実行できないし、うちでは無理と感じてしまうでしょう。かといって癇癪を起して買ってあげるのがいいとは思いません。この場では、どうしようもないとしても次から同じ轍を踏まないように考えましょう。 ・癇癪ではなく「お願い」で買ってあげる ・行く前に約束をする ・そもそも買い物には一緒に行かない ・お手伝いをしたら買ってあげるなど条件をつける ・我慢できたら家で他のお菓子をあげる などなど、適切にお菓子を獲得できるご自身の子どもに合う方法を考えて実行します

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(同) ABC研究所は、自閉症スペクトラム障害 (ASD) に関する支援法について普及や啓発を行うことを使命にしています。自閉症支援は、応用行動分析 (ABA) とTEACCHプログラムに基づいた科学的方法論を基にしています。ABAは、自閉スペクトラム症をはじめとする発達障害の支援についてアメリカ連邦公衆衛生局によって科学的に効果が確認されている方法論として推奨されています。TEACCHは米国ノースカロライナ大学と州政府が中心となって州全体で取り組んでいる自閉症児者の包括的な支援制度で、そこで開発された構造化や視覚的支援などの方法論は世界的な自閉症支援の標準となっています。ABC研究所は、その使命を果たすために、自閉症スペクトラムの支援法に関する研修・セミナー、施設・学校でのコンサルテーション、コミュニケーションや学習教材の研究開発、個別の療育や相談を行っています。

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