強度行動障害に対する応用行動分析学からのアプローチ(第3弾)
先日の9月4日(日)は、日本行動分析学会主催の「強度行動障害に対する応用行動分析学からのアプローチ(第3弾)」がありました。第1弾では、学会からの強度行動障害の捉え方や学術的な対処法についてのお話、第2弾は、園山教授から、強度行動障害についての取り組みについて、内外の文献な...
令和4年 第2回 強度行動障害医療研究会 報告
今日は、今年度2回目のオンラインの会合があり、4人の登壇者によるシンポジウムが行われました。医療からは會田医師、厚労省からは山根専門官、在宅支援について鳥取大の井上教授、看護からのぞみの園の根本氏が、それぞれのお立場での発表がありました。...


さるく事件と強度行動障害
さるくの代表者が、利用者への暴行容疑で逮捕され、報道をされて1カ月が経とうとしております。さるくではABAを基にした支援を行っているということで、ABAへの風評被害が広がることを懸念し、日本行動分析学会の緊急シンポジウムが開かれました。さるくの支援については、学会の専門家に...


数学には世界を変える力がある
先日、アルキメデスの戦争という映画を観ましたが、とても面白かったです。漫画が原作でフィクションではありますが、いろいろと現実の問題に対するメタファーを示しているように思います。 国家権力とそれを支える強大な官僚システム内での争い、そのトップの思惑と策謀、それに翻弄されながら...
「LINEで病欠の連絡を取る」中邑賢龍氏の講演 4月3日北九州市リバーウォーク芸術劇場
先日は、桜が満開の小倉城そばのリバーウォークの芸術劇場で、北九州市発達障害者支援センター主催の中邑賢龍氏の講演会があったので行ってきました。中邑氏は、東京大学の発達障害児を対象にした異才発掘プロジェクト「ROCKET」で有名な先生です。とは言っても、「ROCKET」がだんだ...
TEACCHのアイディアをモデルにしている中核人材の育成
今日は全自者協の強度行動障害の支援を担う中核人材を養成するモデル研修・実践報告会がありました。これはTEACCHの5DAYの研修の仕組みを応用したものだと思います。アメリカには様々な自閉症プログラムがありますが70年代にTEACCHを視察し日本に紹介されたのが故佐々木正美先...


北九州市の就労移行支援事業所
今日は、八幡東区のレインボープラザ内にある「(一社)ワークネット北九州」という就労移行支援事業所を訪問しました。 いろいろと森本所長にお尋ねした内容を中心い報告します。http://wn-k.sakura.ne.jp/wp/ Q1:利用者の障害の割合は?...
自閉症者のコロナワクチン接種の試みについての保護者の取り組み
知的に重度の自閉症者のワクチン接種については、どうやって受けさせたら良いかご心配の方もたくさんいらっしゃると思います。これは北九州市の保護者の取り組みです。すべての人に当てはまるわけではないと思いますが、ご参考までに。


コロナ渦が自閉症児に与える悪影響と好影響
コロナ渦はさまざまな人の生活に影響を与えているが、自閉症のお子さんにはどうだろう。私は発達障害や自閉症分野で臨床心理をしています。自閉症のお子さんが、コロナ渦に入ってどんな影響を受けているかについて私のクライエントの事例を基にお伝えします。 まずは悪影響について...


8月15日の応用行動分析の実践法オンラインセミナーアンケート結果
役立ちそうなこととしては ・注出来るだけ細かく記録を取るということ ・意獲得行動の対応について ・担当している児童の支援について具体的に対策を考えることができました。 ・夏休み明け、さっそく児童の行動を記録して介入方法を考え、結果と比較しながら改善していきたい...