

家族支援とスタッフ育成をつなぐ一枚──ペアレントトレーニングDVDのご紹介
子どもの「困った行動」に悩む保護者や支援者の皆さんへ。 その行動の裏には、子どもなりの理由やメッセージがあることをご存じですか? ABC研究所と子ども支援室みらいが共同制作した「ペアレントトレーニングDVD」は、応用行動分析(ABA)に基づき、子どもの行動の仕組みをわかりやすく解説。保護者支援にも、スタッフ育成にも活用できる、実践的な教材です。 DVDで学べる6つのコアエレメント このDVDでは、ペアレントトレーニングの基本となる6つの要素を、映像とワークを通じて学べます。 子どもの良いところを探してほめる 行動を観察し、3つに分類する 行動の仕組みを理解する 行動のメッセージを読み取る 達成しやすい指示を出す 困った行動を減らす工夫をする さらに、特典映像では「良い行動を増やすには?」「困った行動を減らすには?」といった実践的なヒントも収録。現場でのスキルアップや、保護者向け学習会の教材としても最適です。 活用方法:家族支援とスタッフ育成の両輪に 家族支援の場面では… DVD視聴(10〜15分) 子どもの様子の聞き取り 行動について意見交換 ワ


令和7年11月1日開催 佐賀フォーラム
令和7年11月1日、佐賀女子短期大学にて「2025 One Society FORUM SAGA ~これからの強度行動障害支援のあり方~」が開催されました。本フォーラムは、令和6年に設立された一般社団法人佐賀県強度行動障害支援推進協議会が主催し、福祉・教育・医療・行政など多様な分野の関係者が一堂に会する貴重な機会となりました。強度行動障害のある方々やそのご家族が、地域で安心して暮らせる社会の実現に向けて、支援の現状と課題、今後の展望について多角的な視点から議論が交わされました。 当日は、開始前からちょっとした“旅のドラマ”がありました。基調講演を担当された今本氏は、博多から佐賀への電車がまさかのトラブルで運行停止。急きょ天神へ移動し、バスに乗り換えて佐賀入りするという大冒険を経ての到着でした。一方、行政説明を担当された山根氏も、飛行機の遅延により到着が遅れるというハプニングが重なり、事前の打ち合わせ時間は確保できず…。それでも、関係者の柔軟な対応により、プログラムの順番を入れ替え、今本氏の講演の後に山根氏の行政説明を行うことで、無事にフォーラムを


🚗令和7年10月18日 北九州市小倉南区農事センターにて車中泊訓練に参加して
〜災害時の「安心」を体験から考える〜 令和7年10月18日、秋晴れの心地よい空の下、北九州市小倉南区の農事センターにて、北九州市自閉症協会主催による「車中泊訓練」が実施されました。私はこの訓練に参加し、実際に自閉症児者とそのご家族がどのように避難生活を体験されるのかを間近で見守る機会を得ました。 この取り組みは、単なる防災訓練ではありません。災害時、指定避難所に入ることが困難な自閉症児者とその家族が、車中泊という選択肢を通じて「自分たちにとっての安心」を模索する、実践的かつ心に響く試みです。 🧩背景にある切実な課題 この活動の原点は、熊本地震直後に被災地を訪れた北九州市自閉症協会の伊野憲治会長が目にした、避難所に入れず車中泊を余儀なくされていた自閉症児者の家族の姿でした。避難所の満杯、施設自体の被災、そして発達障がいのある方にとって集団生活が困難であることなど、避難所に入れない理由は多岐にわたります。 「誰もが避難できる社会」を目指すには、こうした現実に目を向け、具体的な代替手段を検証することが不可欠です。車中泊はその一つの選択肢であり、今回の


【研修レポート】7月7日開催!ポジティブ行動支援北九州
🎋【ポジティブ行動支援 北九州 研修レポート:7月7日開催】 七夕の日、願いを込めるように…「好き」「嫌い」という人の感情と行動のつながりに焦点を当てた、実践的かつ温かな研修を開催しました🌟今回のテーマは「好き嫌いから見えてくる人の行動」。単なる好みを超えて、行動支援の...


山口県岩国市にある「ここいろ」
5月25日に岩国でセミナーがあった際に「ここいろ」を見学しました。 生活介護施設でABAや構造化のアイディアを使って自閉症スペクトラム障害の利用者の方が働きやすい環境を用意しています。 肥料を計量して袋詰めするための工夫です。利用者に応じていろいろな工夫をされています。...


『ポジティブな行動支援』で、支援の未来をひらく
「難しい」を「わかる」へ。そして「わかる」を「できる」へ。 応用行動分析学(ABA)を初めて学ぶ学生・支援者のために生まれた、やさしくて、実践的な一冊── 『ポジティブな行動支援:看護・福祉・教育職をめざす人のABA入門』(著:今本繁)...


✨ YouTubeチャンネル開設!子どもの支援について語る療育雑談コンテンツ ✨
子育て中のパパ・ママのみなさんへ。 日々の子どもの困った行動、どう対応すればいいのか悩むことはありませんか? そんな「こんなときどうしたらいいの!?」という疑問に応用行動分析(ABA)の視点からヒントをお届けするYouTubeチャンネルを開設しました!...


北九州市立大学の社会人向けのコミュニティカレッジプログラムのご紹介
今日は、松尾教授の研究室にお邪魔していろいろと興味深いお話を伺っていました。松尾教授は認知心理学の実験研究を専門とされています。その中で、松尾教授が塾長をされているコミュニティカレッジの紹介です。これは2024年のパンフレットですので、今度は2026年度の募集が来年の1月ご...
北九州市「WORK AND ROLE」に行ってきました
はじめに 北九州市で開催された「WORK AND ROLE」に参加してきました。本イベントは、北九州を拠点に新たなビジネスやスタートアップを支援し、地域の未来を考える場として注目されています。今回は、トークセッションやスタートアップの発表を通じて、北九州の現状と未来への展望...


チャレンジング行動研究会の歩みと新たなスタート
令和5年11月、北九州市発達障害者支援センターつばさとNPO法人さんぽのご協力のもと、チャレンジング行動研究会がスタートしました。この研究会は、強度行動障害について深く理解し、より良い支援を模索するための学びの場として設立されました。その中心となったのが、園山先生と野口先生...




















