発達障害に配慮した就労支援の在り方
今日の午後は、博多駅筑紫口の近くにある九州ビルの5階の研修会場で、職員の方向けの研修会がありました。昨日から続く大雨で、来場者は少なかったものの集まった方たちで熱気に包まれていました。前半は、発達障害の特性について、後半は指導の仕方で応用行動分析に基づくプロンプト法の紹介を行いました。会場で出された質問についていくつか紹介したいと思います。 1.休憩で使っているベッドの脚が壊れて癇癪を起こす Q:生活介護施設の利用者で発語のない人が、休憩の時にベッドを使っているがある日壊れてしまった。その人は、いつもベッドに飛び乗るようにして使っているのでいつかは壊れるだろうなと思っていた。ベッドの脚が壊れてしまったので、職員にジェスチャーで直して欲しいをアピールをしたが、職員には直せないので癇癪を起してしまった。どうすればいいか? A:この方が、職員に援助を求めるスキルを持っているのは良い点ですが、実際にはすぐに直せなくて癇癪を起してしまうことはよくあることです。求めていることが、すぐに提供されない、待てないことが癇癪を誘発するのです。もし、その人がカレンダー