

刺激のない環境が良いとは限らない
ある知的に重度の自閉症の中学生は、 自立課題をしているときに具材を持って机に何度も打ち付ける常同行動が出始めて、なかなか課題が進まないということを聞きました。パズルをやっているビデオを観させてもらいましたが、確かに時々ピースを机に打ち付けていますが、最後まで完成させていまし...
6月17日愛知の三河で事業団体向けの講演会
刈谷市で愛知、三重のわかばの杜という事業団体向けのABC研究所の講演会を行ないました。まだ立ち上げて5年ほどの若い事業所ですが、とても熱心な職員80名程が集まって、午前と午後の講演会に参加されていました。聴衆と近い距離で話させていただいたせいか、反応が良く話しやすい雰囲気で...


好子(強化子)をコントロールする
先日、インターネットばかりして教師が提示する学習活動を拒否する通常学級の特別支援学級にいる小6の男児の相談を受けました。教師の話を聞き、教室での様子を観察すると、その生徒は教室にやってくると自分でノートパソコンを開き電源を入れてインターネットを見ています。教師が学習プリント...


行動モーメンタム2
去年の7月8日の記事で「行動モーメンタム」という概念を紹介しました。行動モーメンタムというのは、行動分析家のNevinらが1980年代に提唱したもので行動の変化のしにくさ(変化抵抗)を表します。発達障がい児が他者からの指示に従わない行動(非応諾行動)も変化抵抗と言えるもので...


褒めることの全般的な効用
宗像にあるあっぷぷーという放課後デイサービスは、サッカーを活動の中心に据えたユニークな試みをしています。運動を中心にした療育は、様々な効用があります。まず発達障がいのお子さんは、学校や様々な環境でストレスを抱えていることが多く、運動をすることは負のエネルギーの発散に効果があ...
子どものご機嫌取りをしてませんか?
ある日、保育参観の日に保育士のBさんは悩んでいました。その保育所にちょっとしたことですぐに癇癪を起す4歳児のA君がいます。A君のIQは70で自閉症の疑いがあると専門機関で言われています。みんなでの集まりの時間が無事に終わり、自由遊びの時間になりました。Bさんは念を押すつもり...


これって本当なの?
全部読んでみましたが、これまで教科書やテレビで学んできた戦争のことが180度ひっくり返るようなびっくりすることが書いてあります。日本のことを過度に美化したり、逆に日本をやたらと貶めるようなことを日本人が書いた本だったら眉唾ものと思いましたが、戦時、日本が敵対していた大英帝国...
体罰? vs. 褒めて育てる?
これまでも教育論争の中でよく議論されることで、先日も前者の立場で実践されている人とギャラリーとの討論を一部みましたが、お互いに相手の真意を汲み取れないまま、議論が噛み合ってないようでした。また今の世相では前者は非常に部が悪いようです。...


見通しが持てないことには予告が大切
あるアスペルガー症候群の幼児のお子さんは、支援者と母親が話しているだけでも癇癪を起しますし、玩具で遊んでいる時に、他のお友達が寄ってきて玩具を取り上げようとすると、その場にひっくり返って「ダメダメ」とわめき散らし、近くにいるお母さんを蹴り飛ばそうとします。圧倒的に力の差があ...


手順書と違う
ある児童発達の事業所で手洗いに時間のかかる子どもがいました。その子は、手順書をよく見てその通りに洗っているのですが、どうも納得がいかないようです。その子に聞いてみると「なかなか緑が出てこない」と言います。よく見ると手順書の石鹸は緑なのに、実際に置いているポンプ式の石鹸は白でした。










