Star Warsとバンデゥーラのモデリング学習

最近、何度目かのスターウォーズの映画が公開され、子どもの間で人気のようですが、先日、ABC研究所に通っているお子さんの親御さんからこのようなエピソードを伺いました。

その子は中学生で、最近のお気に入りがスターウォーズということで、クリスマスプレゼントにライトセーバーを買ってもらったそうです。それは大喜びで、スターウォーズのDVDを見始めたのですが、主人公が父親のハンソロをライトセーバーで刺すシーンを観たとたんに興奮状態になり、台所で家事をしていた母親を玩具のライトセーバーで思いっきり刺したそうです。玩具と言ってもプラスチック製で固いですから、ものすごく痛かったそうです。思わずお母さんが悲鳴をあげると、それを見ていたお父さんがその場にかけつけて、一瞬のうちにライトセーバーをひざで叩き割り、息子さんの顔の目の前でにらみつけるようにしたところ、興奮状態から我に返ったそうです。


このように暴力的な場面を見てそのまま真似てしまう現象を昔から心理学の分野では、バンデゥーラのモデリングや観察学習として知られています。幼い子どもが、子ども向けの戦隊ものや戦いもののテレビ番組を見て真似て、幼稚園や保育園でお友だちに暴力的に振る舞ってしまうことがあります。現場の先生からもよく相談にのるのですが、発達障害のお子さんは、その影響を受けやすく、修正も効きにくいようです。欧米では、テレビなどの暴力場面には規制が厳しく、放送前に警告の表示が出てきます。日本では、少しその辺が緩いように思うのですが、どうでしょうか。


特集記事