〇〇できないと社会で困るから・・・

〇〇できないと社会で困るからというセリフは、子どもの頃によく聞かされ、大人から〇〇を強要される口実として使われることがよくあります。しかし、実際に大人になってみるとそうでもないことが多いですし、時代遅れになっていることの方が多い気がします。もちろん本質的に大事なこともありますが、これだけ時代が変化していると昔の慣習で役立たないことは多いのではないでしょうか。

当事者の話を聞いていると、周りからはいろいろと文句を言われたり、不適応の要因になっていることもありますが、なかなか核心をついているなと思うことや、こっちの方が合理的で正しいのではないかと思えるようなことが多々あります。こみちもこさんの「あたし研究」のように当事者の書いた本や紹介している本などを読むと、はっとさせられることも多いです。

先日も、ある学生から、「無意味な宿題や課題をたくさん出されるよりも、最初から試験範囲は、『テキストの〇〇ページから〇〇ページまでです』と言われた方がすっきりするし、テキストを読んでわからないことを聞いたり深めたりできるのでいいのに」という訴えを聞きました。高校などの定期テストの目的は、教えた内容がどのくらい理解できているかを確かめることで、振るいにかけることでも、落とすためのものではありません。理解してもらうことが目的であれば、確かに間違いではありません。

また、ある当事者の方は、「うちの家族はコミュニケーションは”雑”なんです」と訴えました。ついつい、私たち専門家は、コミュニケーションの問題として、当事者に要因を押し付けがちですが、そもそもコミュニケーションとは、双方のやり取りなので、どちらか一方に問題があるというのはおかしいわけです。ICFでも行動分析でも行動の問題は、対象者にあるとは考えず、環境側の問題と捉えますが、まさしくその通りだと改めて思いました。

特集記事
近日公開予定
今しばらくお待ちください...
最新記事
アーカイブ
タグから検索
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
0

(同) ABC研究所は、自閉症スペクトラム障害 (ASD) に関する支援法について普及や啓発を行うことを使命にしています。自閉症支援は、応用行動分析 (ABA) とTEACCHプログラムに基づいた科学的方法論を基にしています。ABAは、自閉スペクトラム症をはじめとする発達障害の支援についてアメリカ連邦公衆衛生局によって科学的に効果が確認されている方法論として推奨されています。TEACCHは米国ノースカロライナ大学と州政府が中心となって州全体で取り組んでいる自閉症児者の包括的な支援制度で、そこで開発された構造化や視覚的支援などの方法論は世界的な自閉症支援の標準となっています。ABC研究所は、その使命を果たすために、自閉症スペクトラムの支援法に関する研修・セミナー、施設・学校でのコンサルテーション、コミュニケーションや学習教材の研究開発、個別の療育や相談を行っています。

お問い合わせ先

〒804-0072

日本福岡県北九州市

戸畑区元宮町7-16-102

電話&ファックス

TEL:093-287-7662

FAX : 093-330-4239

メール

simamoto66@gmail.com

​担当:福田

合同会社

  ABC研究所

 

代表:今本 繁

  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Google+ Social Icon
  • YouTube Social  Icon