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これって本当なの?

 全部読んでみましたが、これまで教科書やテレビで学んできた戦争のことが180度ひっくり返るようなびっくりすることが書いてあります。日本のことを過度に美化したり、逆に日本をやたらと貶めるようなことを日本人が書いた本だったら眉唾ものと思いましたが、戦時、日本が敵対していた大英帝国の英語人のジャーナリストが書いたというところに惹かれて手に取りました。

 これを読むと真実を知ることの大切さを実感しますし、アメリカの為政者の見方も変わります。父親は生前先の戦争についてアメリカが勝って良かったと言っていたのを思い出しますし、私自身も幼少期からアメリカ文化へのあこがれが強くありました。それもアメリカ進駐軍よる洗脳教育の成果なのかなと思ってしまいます。私は2001年の9.11のテロの時はアメリカに留学していました。当日のアメリカのテレビはCMなしにテロのニュースがずっと流れ続け、航空機によるテロ攻撃を真珠湾攻撃になぞらえて「カミカゼアタック」と呼んでおり、留学先のTEACCHセンターの同僚もそのように言っていたのに大変ショックを受けました。

 私は近代の歴史問題やそれに関する外交問題について右にも左にも与しないで客観的に見つめていきたいと思っています。テレビや新聞の報道でさえも鵜呑みにせず冷静に判断する情報リテラシー教育の重要性を痛感します。興味のある方は是非一読を。

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