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最高の人生の見つけ方

 邦名は「最高の人生の見つけ方」となっていますが、オリジナルはThe Bucket Listで棺桶に入る前にやりたいことのリストということを映画の中でモーガン・フリーマン演じる主人公の一人が語っていました。がんの末期患者として同じ病室になった自動車整備工のカーター(モーガン)と大金持ちのエドワード(ジャック・ニコルソン)が、そのリストに基づいてやりたいことを次々に果たしていきます。

 このように具体的なリストを作って人生の目的を考えて実行するのは、発達障がいの分野で支援を行う上でも重要なポイントだと思います。またリストの中には、エキサイティングでわくわくするようなこと以外にも、2人にとって人生で課題となっていたことにも向き合うよう求められるものもあるのですが、個人的な思いが邪魔してなかなかそれがうまくいかなかないことも出てきます。そんな時に「完璧な人間などいない」とカーターが語るセリフが救いになります。

 同じように死を迎えるにあたって暗く不安を感じながらなのか、やるべきことをやって悔いのないように最期を迎えるのかを改めて考えさせられる映画でした。

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