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埼玉でのABA講演会

先日の土曜日は埼玉の上尾市で特定非営利活動法人FRONTIER(http://kibou.welfareservice-frontier.org/index.html)主催のABAの講演会に話者として参加しました。前職からの縁で法人代表者の新野さんのご依頼を受け今回の講演に至った経緯があります。埼玉は前職から優秀で個性豊かな支援者の方がおられるのになかなか自閉症支援者の輪が広がらないなと懸念しておりました。今回のことをきっかけに支援の輪が広がってくれることを願っています。

午前中はABAの基本的な考え方と行動の理解を願ってABC分析の話をして午後はABAを支援に応用するABCモデルの話をしました。ABAの概念をわかりやすく伝えるのはいつも苦労しますが、受講者の方からこんなお便りをいただき許可をもらいましたので紹介させていただきます。

先日3/4(土)埼玉県鴻巣市において行われた講演に参加したものです。 私どもにはⒶ等級の広汎性発達障害の子供(支援学校小学部2年)がおります。 未だ発語もなく、意思疎通ができず、先の見えない日々を過ごしておりました。 学校やデイサービスの方との連絡、意思疎通は連絡帳などで取れていたのですが他の子供たちと比べても明らかに遅れがひどく不安ばかりが募っておりました。学校やデイサービスの先生方からは

「穏やかなお子様ですね。きっとおうちの方々が穏やかだからなんですかね」などとよく言われておりました。 私自身教員免許を持っており、多少の知識があったので極力焦らぬよう努めておりましたが具体的に家庭でできる療育はどうすればよいかわからず悶々としておりました。 先日の先生の講演を聞き、早速絵カードを作りトイレトレーニングを始めたところ、 わずか1日で、自力でしかもズボンをすべて脱ぐことなくできるようになりました。 食事もスプーンの持ち方が気になっていたのですが、それも治りました。 家族みんなで感謝しております。 まだまだ先は長いですが、子供に先の見通しを持たせながらできることを増やしていけるよう 続けていきたいと思います。 今回は誠に貴重な講演を拝聴させていただきありがとうございました。

こういう感想をもらうと支援者の一人として俄然やる気が沸いてきます。

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