スタッフにも視覚的支援が必要
最近も依頼があって成人施設でコンサルテーションを始めましたが、どこの施設でもよく言われるのが職員間の関わり方や手続きの一貫性が保てないというものです。10月に訪問した時も作業の1つに玉ねぎの皮むきというものがあったのですが、ある利用者Aさんが作業を終わり休憩に入るまでの手続きについてパート職員のBさんが関わっていたのに対応が違っていたためにAさんは混乱していました。すぐに担当職員のCさんがBさんに手続きの説明をし直していました。
他にも十数人の利用者の方がいらっしゃっておそらく入れ代わり立ち代わり入るパート職員の方がすべてを記憶して対応するのは難しいと思います。そこで職員のためにも視覚的支援が必要なことを力説しました。すると前回訪問した11月にはすぐに写真のような対応マニュアルを用意されていました。利用者全員分です。結果、作業中にパート職員の間違った対応はほぼなくなったそうです。