保育所でもP・P・A・Pが大流行!

 昨年、年少の3歳時から保育所を利用することになったAくん。初日、母親が保育所に連れてきても泣き崩れてなかなか中に入ろうとしませんでした。その後中に入っても何かのきっかけで気に入らない状況に遭遇すると泣き崩れてしまう。それがずっと繰り返され担当保育士は失意の毎日を送っていました。

 今年になり年中クラスに進級したAくんでしたが、気持ちの切り替えの難しさは相変わらず続いていました。春の健診の際は事前予告し、健診を進める順番も手順書も用意しましたが受けたがらず段ボールの陰に逃避し健診の様子をじっと見ていました。その陰から担当保育士が用意した手順書は何度も繰り返し見ていました。健診が終わったころに手順書を持って段ボールから出てきて保育士に告げた一言「2番目と5番目はお医者さんやりよらんかったよ」

 秋になり年中で迎える運動会は今年で2回目。担任の保育士が今年の意気込みを聞くと「僕は出ません」と言い、さらに「去年は泣きました」と悲しいことを言う。家ではお母さんに保育士が作った写真のリレーの手順書を持って帰ってもらっており、それも家でじっと見ていたそうだ。保育者はエプロンのポケットに付箋紙を持ち歩いており、必要な時に常に絵と文字を書いて本人に伝えていた。ある日のこと、彼は「僕は今年出ます」と言って2年目の今年は運動会に出ることができたそうです。

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(同) ABC研究所は、自閉症スペクトラム障害 (ASD) に関する支援法について普及や啓発を行うことを使命にしています。自閉症支援は、応用行動分析 (ABA) とTEACCHプログラムに基づいた科学的方法論を基にしています。ABAは、自閉スペクトラム症をはじめとする発達障害の支援についてアメリカ連邦公衆衛生局によって科学的に効果が確認されている方法論として推奨されています。TEACCHは米国ノースカロライナ大学と州政府が中心となって州全体で取り組んでいる自閉症児者の包括的な支援制度で、そこで開発された構造化や視覚的支援などの方法論は世界的な自閉症支援の標準となっています。ABC研究所は、その使命を果たすために、自閉症スペクトラムの支援法に関する研修・セミナー、施設・学校でのコンサルテーション、コミュニケーションや学習教材の研究開発、個別の療育や相談を行っています。

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