遊びをやめるように言うと叩いてくる子どもへの対応

次に授業があるので休憩を終わりにして玩具を片づけると、子どもが叩いてきます。叩いたらいけませんと注意すると酷くなるので、あまり対応しないようにしていますが、他児を叩いた時は「ごめんなさいは?」と言って謝らせています。どうしたら叩かないようにできますか?という相談を教員の方から受けました。


子どもがやっている活動を制止したり、注意したりすると、それに誘発されて人を叩いたり癇癪を起こすことがあります。これは、好きなことを急に止めさせられることで起こります。どうすればいいかというと、遊びの終わりの見通しを視覚的に持たせてあげることと、終わりのコントロール権を子どもにあげることです。たとえば、タイマーは時間の見通しのためによく使われますが、タイムタイマーのように視覚的に終わりが見通せるものは有効です。タイムタイマーも見ていないと、急に中止を告げられることと同じになりますので、時々予告をするようにします。

またタイマーが鳴って終わりを告げて、玩具を取り上げるようなことはしないでください。そうすると余計に癇癪が酷くなります。たとえば、終わり箱や容器を用意してそこにしまうようにさせます。それも無理やりでなく、本人のタイミングで片づけるように少し待ってあげます。容器に片づけるというルーチンが身に付くと、徐々に終わり箱を見せるだけで自発的に片づけるようになるでしょう。

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