自閉症の幼児の偏食について

自閉症の診断をもらった3歳児の母親ですが、偏食が多くて困っています。栄養が偏ると思って無理やり食べさせると癇癪が酷くて無理です。どうしたらよいでしょうか。


自閉症児の偏食は、触覚や味覚などの感覚過敏や新奇刺激に対する不安や抵抗が観察されます。新奇刺激に対する不安や抵抗は、他者が食べている様子を見て慣れて来ると食べ始める可能性があります。感覚過敏に関しては無理やり食べさせることは止めた方が無難です。食に対する嫌悪性が増し、強要する人に対する抵抗が生じる可能性があります。偏食は、少しずつ交渉しながら食べることを試み、無理やり取り組まないようにします。私の経験でも、幼児期に偏食がある子どもでも、無理やり食べさせないでスモールステップで取り組んだお子さんは、大きくなっていろいろと食べられるようになっています。

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(同) ABC研究所は、自閉症スペクトラム障害 (ASD) に関する支援法について普及や啓発を行うことを使命にしています。自閉症支援は、応用行動分析 (ABA) とTEACCHプログラムに基づいた科学的方法論を基にしています。ABAは、自閉スペクトラム症をはじめとする発達障害の支援についてアメリカ連邦公衆衛生局によって科学的に効果が確認されている方法論として推奨されています。TEACCHは米国ノースカロライナ大学と州政府が中心となって州全体で取り組んでいる自閉症児者の包括的な支援制度で、そこで開発された構造化や視覚的支援などの方法論は世界的な自閉症支援の標準となっています。ABC研究所は、その使命を果たすために、自閉症スペクトラムの支援法に関する研修・セミナー、施設・学校でのコンサルテーション、コミュニケーションや学習教材の研究開発、個別の療育や相談を行っています。優秀な心理スタッフにより守秘義務など厳格な倫理基準を守って業務を行っています。