発達障害児の座りやすい椅子の形状

今日は北九州市で保育士研修があり、私は自閉症児の対応について事例を交えて話しました。もう一人、特別支援学校を退職されて今は保育アドバイザーをされている樋口先生のお話を紹介したいと思います。先生は、発達障害児に役立つ感覚統合のお話をされて、その中で座りやすい椅子の形状についても話されました。

まず椅子の高さは子どもの膝の高さに合わせることはわかると思います。足が床に届かないと安定しません。もし椅子が高ければ、足に台を置くことを勧めていらっしゃいました。さらに3つのポイントをあげられました。


①インテリアの椅子などを見てみると手前側が少し高くなっていますが、学校の椅子は木製で真っ平です。安定して座るためには手前が少し高くなっている方が良いそうです。既成の椅子を修正するには、床のマット材を切って手製のシートを置くと良いそうです。

写真上部が椅子に敷くマット材で、手前が少し高くなっている。下はマット材の裏側で、両脇にマット材を貼りつけて裏返して座ると中央部が湾曲してお尻をフィットさせる効果がある。このマット材は、床のマット材を切って作った手作りのもの。

むき出しだと見た目が良くないという方は布のカバーをつけます。

②つ目は、背もたれが少し背中を押すようになっていることです。こちらも真っ平の場合は、背もたれの部分にクッション材を設置します。

③つ目は、椅子のクッション材に滑り止めを敷いてお尻が滑らないよういします。

このように工夫された椅子に保育士さんに出てもらって座って感想を聞くと、とても安定して座れるとの感想でした。




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(同) ABC研究所は、自閉症スペクトラム障害 (ASD) に関する支援法について普及や啓発を行うことを使命にしています。自閉症支援は、応用行動分析 (ABA) とTEACCHプログラムに基づいた科学的方法論を基にしています。ABAは、自閉スペクトラム症をはじめとする発達障害の支援についてアメリカ連邦公衆衛生局によって科学的に効果が確認されている方法論として推奨されています。TEACCHは米国ノースカロライナ大学と州政府が中心となって州全体で取り組んでいる自閉症児者の包括的な支援制度で、そこで開発された構造化や視覚的支援などの方法論は世界的な自閉症支援の標準となっています。ABC研究所は、その使命を果たすために、自閉症スペクトラムの支援法に関する研修・セミナー、施設・学校でのコンサルテーション、コミュニケーションや学習教材の研究開発、個別の療育や相談を行っています。

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