唾液でストレスレベルを測る

棒成人施設で、唾液でストレスレベルを測定する機器を導入していました。医療機器メーカーニプロが出している唾液アミラーゼモニター(https://ureruzo.com/stress.htm)です。舌の裏側に30秒ほど浸した試験板を機器に接続すると、ストレスレベルが数値で表示されるものです。 利用者の人と職員に適用して、どのくらいストレスを感じており、どのような対処をするとストレスを下げることができるかを検証しています。


 ある利用者は、新しい作業を職員が提示すると、机を叩くなどイライラした様子を示しますのでその時に試してみたそうですが、中程度のストレスでそれほど高くないことがわかりました。全般的に、無発語の人ほどストレスレベルが高いことがわかりました。また、一般的にはアロマなどの香りは、リラクゼーション効果を持つと言われていますが、実際に提供してみると、ストレスレベルが高まったという結果になりました。自閉症の人には、刺激が強すぎるとか、新奇刺激だった可能性が考えられます。また、利用者の人は、ドライブが好きな人が多いのですが、ドライブの後はストレスが減ることもわかりました。

 職員にも施行しており、コーヒーの摂取でストレスが減ることや、たばこを吸っている人では、たばこを吸うとストレスレベルが下がることもわかりました。


 今日の2月22日は「ほめるデイ(フフフデイ)」にしており、それを実施することでどうなるか試す予定だそうです。とてもユニークな実践をしている施設です。

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(同) ABC研究所は、自閉症スペクトラム障害 (ASD) に関する支援法について普及や啓発を行うことを使命にしています。自閉症支援は、応用行動分析 (ABA) とTEACCHプログラムに基づいた科学的方法論を基にしています。ABAは、自閉スペクトラム症をはじめとする発達障害の支援についてアメリカ連邦公衆衛生局によって科学的に効果が確認されている方法論として推奨されています。TEACCHは米国ノースカロライナ大学と州政府が中心となって州全体で取り組んでいる自閉症児者の包括的な支援制度で、そこで開発された構造化や視覚的支援などの方法論は世界的な自閉症支援の標準となっています。ABC研究所は、その使命を果たすために、自閉症スペクトラムの支援法に関する研修・セミナー、施設・学校でのコンサルテーション、コミュニケーションや学習教材の研究開発、個別の療育や相談を行っています。優秀な心理スタッフにより守秘義務など厳格な倫理基準を守って業務を行っています。