August 5, 2020

自閉症に関する指導や支援に関して、施設や支援学校に出かけて職員の方や教員の方にコンサルテーションをすることがあります。助言をする立場をコンサルタント、助言を受ける側をコンサルティと言い、ます。コンサルタントは、コンサルティに助言をしながらコンサルティ自ら問題解決を図れるように手助けします。

時々、コンサルティの方からコンサルタントに直接、行動問題を図ることを期待されることがあります。たとえば、かんしゃくを起こしている生徒さんに直接対峙してかんしゃくを収めて欲しいとか、職員同士で意見が対立しているので仲裁してもらいたいというようなことを...

June 10, 2020

2006年に前の会社を立ち上げる時にオフィスを構えるためにある小さな不動産さんに電話をかけました。その時は全く先の見通しも持てないですし、なるべく安い物件を探していました。その時に担当してくれた人は30代の若い人で全く嫌な顔もせず、いろんな物件を案内してくれました。結局、当時勤めていた大学の近くの物件を借りることになりました。数年後、その担当だった若者が、自分はアスペルガー症候群ではないかと言って突然会社を尋ねて来られました。今でも不動産屋で働いており、仕事で何か困ったことはなさそうでした。親兄妹も気のせいと言っていたみたいです。

い...

June 9, 2020

今日は、コロナ感染の緊急事態宣言が解除されて初めて小学校に通い始めたたかしくん(仮名)の療育の日でした。買い物に行くのも大変だとお母さんから、このようなエピソードを伺いました。最初はお菓子買うよと買い物に誘っていたのですが、最近、英語の綴りに興味を持つようになりお母さんにそれを読むように何度も要求するそうです。

たとえば、bakeryやfresh meatという文字を読んで欲しいと何度も要求するので買い物が進まないのと、大声で興奮するのでとても恥ずかしい思いをされているそうです。

 回数を決めて切り替えるとかしかないのである程度受け入れ...

June 8, 2020

私は生きていることに価値があるという考えに共感します。これは障害があっても、なくてもです。障害者は生産性がないから価値がないという考えがありますが、私はそういう考えにも与しません。だって生産性がありますから。仕事というのは、誰か人の役に立つことをして、そこに金銭的な見返りがあれば生まれます。無償の奉仕がボランティアだとしたら、有償の奉仕が仕事なのだと思います。障害者の生活を支える人は、そのようにして働いています。そういう人を養成する機関もたくさんあって、たくさんの産業があります。これほど価値あるものはないと思います。もちろん、そのよ...

June 8, 2020

コロナ禍でソーシャルディスタンスなど新たな生活様式が提唱されて、世の中は激変しつつあります。それらの取り組みをみると、どんどん自閉症の文化に近づいているなぁと感じます。こちらの福島県の南相馬市の中学校の教室の様子です。段ボールの仕切りに透明なシートを貼りつけた間仕切りを体育館に行って生徒自身が作成していました。

こちらもテレビで報道されていましたが、家庭の中で過ごす時間が多いために兄弟げんかなど子ども同士のトラブルが増えて、親のストレスも高まっているようです。

 そこで、このご家庭では、こどものイライラを減らすために家の中にテントを設け...

May 20, 2020

いろんなところで公共のマナーが守れていないなあと思うことがよくあります。注意をしたいけどつい見過ごしてしまうこともあります。コロナ禍で、周りで気になる人に対して警察に苦情を言ったり、自ら名乗らないで張り紙をする、他県ナンバーの車に傷をつけるなどの行為に対して”自粛警察”という言葉もあります。

間違った行為を正すための試みは大切だと思いますが、慎重にしないと大変な目に遭うこともあります。しかし、黙っていると本人は承認されたと勘違いしてしまうかもしれませんし、黙っている本人は悶々とした気持ちが解消されないでしょう。また相手を傷つける行為も...

May 7, 2020

コロナ禍の中、感染のリスクや生活の制限、経済の面で不安を抱えながら生活している人は大勢いらっしゃると思います。テレビやSNSなどで毎日それに関連する報道がされていますが、これはどうかなと思うことも多々あります。それは私たち発達障がい、自閉症の人の支援にあたっていると、そのような人にダイレクトに負の影響を与えるような報道があると思います。

そのような例で言うと「スーパーに〇〇がない」というような報道がされることがあります。ニュースキャスターが口頭で「今〇〇がありません」と伝えるだけでなく、実際に商品棚に商品がない状況が大々的に画面に映し...

April 16, 2020

飲食店の近くでは、ゴミ出しの日にたくさんのカラスが集まってゴミをあさっています。きちんと防御用のネットをかけてあるのですが、器用にくちばしでネットをめくったり、少しほころびている箇所をくちばしでつついて穴を開けたりして中のゴミ袋を引っ張り出しています。あちこちにゴミが散乱して異臭もして大変ですから、近くに寄ってカラスを手で振り払うようにするのですが、私が遠くに行くとすぐに集まってしまいます。

知人は「カラスは曜日がわかっているんじゃないか?」と言います。なんでそう思うのか聞いてみると「必ず、可燃ごみの日の火曜日に集まって来るし、カーカ...

March 30, 2020

厚生労働省の新型コロナウィルスの予防ポスターを参考にして、強度行動障害のポスターを作ってみました。